学芸大学工芸会

東京都立工芸高校OBのブログ 国立東京学芸大学とは関係がないよ。

2023年度工芸祭

28日に工芸祭に行ってきました。

Twitter(X)では都立工芸お嬢様部が工芸祭のことを呟いていました。もうそんな時期ですね。行く予定は立てていたのですが、きちんと周りに話したのは金曜日のことでした。

 

工芸祭と言えば看板や門のデザインがすごいこと、すごいこと。

工芸祭看板その1

工芸祭看板その2

今回のテーマは「工芸中華街」

毎年テーマは学生のあいだで決定されるわけですが、どんな候補が出たのかは気になりますね。

門をくぐって工芸祭入場。

中華っぽい置物がお出迎え。

階段では虎が虎視眈々と私たちを狙っております。

今回のプログラム。

今回のポスター。

展示内容はいつも通り、お馴染みの作品展示でした。工芸生の力作が並びます。卒業生などが入場可能だった今回、物販が多かった印象でした。即売り切れでしたし、並ぶ列もすごかったです。

 

我がグラフィックアーツ科(G科)はレタッチ、3DCG、アニメーション、ウェブデザイン、プレゼンテーションを重点的にやっているようで、時の流れを感じますね。とはいえ、紙面レイアウトの授業、ポスター、写真の授業は健在でした。暗室を使って写真を現像するまでの過程は変わっていないようです。ちょっと面白そうだった授業で、テクスチャーの授業がありました。質感表現でアンリアルなありえない感じを重視したり、追究したりするようです。業種は変わっていないとは思いますが、ハード面よりコミュニケーションといったソフト面にスライドした感じを受けました。

 

各展示すべてまわったわけではありませんが、工芸祭は見応えがあり、ほんとうは三日くらいやってもいいんじゃない? と思いました。良い展示でした。